大和路 秀麗 八十八面観音巡礼

八十八面観音巡りとは

あらゆる方角を向いて我々を厄災から救ってくださる十一面観音様を八体巡ると、八十八面のお顔を拝することとなり、「子供の十三歳・女性の三十三歳・男性の四十二歳」の厄年の合計八十八歳と同数になることで、人生における全ての厄災から救われるとして、信仰を集めています。

法華寺 木造十一面観音立像(天平時代 100センチ)
[ 国宝 ]
天竺(インド)の仏師・問答師が、光明皇后の姿を模して刻んだという伝承を持っており、髪や装身具の一部に金属を用いるほかは、木肌の美しさを生かした素地仕上げとなっています。 奈良県奈良市法華寺町882 TEL:0742−33−2261
http://www.hokkeji-nara.jp/

聖林寺 十一面観音立像(天平時代 209.1センチ)
[ 国宝 ]
第一回指定の国宝であり、天平時代の彫刻を代表する美しい仏像として知られているこの仏さまは、フェノロサや和辻哲郎に絶賛されたことで知られています。 奈良県桜井市下692 TEL:0744−43−0005
http://www.shorinji-temple.jp/

大安寺 十一面観音立像(天平時代 190.5センチ)
[ 重要文化財 ]
左手に宝瓶を執り、右手は垂れて与願の印を結ぶお姿で、胸部の瓔珞は精巧華麗に刻み出され、体部と柔らかい条帛裳の流れに、天衣の見事な表現と相まってお像の優美さをよく引き立てています。 奈良県奈良市大安寺2−18−1 TEL:0742−61−6312
http://www.daianji.or.jp/

室生寺 十一面観世音菩薩立像(平安時代 195センチ)
[ 国宝 ]
光背の彩色が大変美しく、装飾的で女性的な優しさが漂うこの像の作風は、室生寺様と呼ばれる本尊の作風と近いことから、本尊の本来の脇侍として造られたものと考えられています。 奈良県宇陀市室生区室生78 TEL:0745−93−2003
http://www.murouji.or.jp/

法輪寺 十一面観音菩薩立像(平安時代 360センチ)
[ 重要文化財 ]
大きなお姿に加え、大きな眼、太い眉、厚い唇の力強いお顔をされておられますが、全体的には穏やかな作風を示していることから、十世紀頃に造立されたものと考えられています。 奈良県生駒郡斑鳩町三井1570 TEL:0745−75−2686
http://www1.kcn.ne.jp/~horinji/

西大寺 十一面観音像(平安時代 638センチ)
[ 重要文化財 ]
非常に大きなお姿をしておられ、正応2年(1289)亀山上皇によって京都から移された、仏師円信作の本格的な藤原彫刻です。 奈良県奈良市西大寺芝町1−1−5 TEL:0742−45−4700
http://www.naranet.co.jp/saidaiji/

海龍王寺 十一面観音菩薩立像(鎌倉時代 94.0センチ)
[ 重要文化財 ]
鎌倉時代に慶派の仏師により造立されました。金泥のお姿で、切金模様と、鍍金を施した装身具は精緻を極めており、頭部の自然な俯きに優しい手の動きや腰のひねりなど、姿勢までも美しい像です。 奈良県奈良市法華寺町897 TEL:0742−33−5765
http://www.kairyuouji.jp/

長谷寺 十一面観世音菩薩立像(室町時代 1018センチ)
[ 重要文化財 ]
我が国で最も大きな木造の仏さまで、右手に衆生を救う錫杖、左手に水瓶を持って、方形の大盤石という台座に立つ姿は、全国に広がる長谷信仰の根本仏像としての威厳を十分に伺わせています。 奈良県桜井市初瀬731-1 TEL:0744−47−7001
http://www.hasedera.or.jp/

※ 観音様の公開状況等につきましては、各寺院へお問い合わせください

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