四季  行事

− 海龍王寺の四季
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春を迎えると、五色椿と袖隠しという白い大輪の花をつける椿が花をつけはじめ、紅梅に白梅が花を開き、その後、雪柳の枝に白い花が咲き始めて満開となるころには境内は白一色に彩られ、桜が花を添える美しさは「大和一の雪柳」という称号を得ています。
雪柳が終わると新芽が芽吹き始め、極楽からの余り風が緑に囲まれた境内を渡り木々の葉がそよそよと音を立てるありさまは、山の中の古寺を訪れたような錯覚を感じさせるでしょう。 また盛夏の頃になると、滝のようなセミ時雨が境内を包み込みます。
赤とんぼの乱舞が始まり、自然生のわずかなコスモスが花を咲かせ、紅葉の始まった木々から秋の木漏れ日がのぞくと、海龍王寺にも秋が訪れてきます。夕方近くになると、あちこちから虫の音が聞こえ始め、静かな境内と相まって深まる秋を感じることができます。11月初めに催される布薩の行法は夜間に行うので、道行の灯りと虫の声に僧侶の声明とが重なって、秋の夜長をひときわ感じることができます。
冬の澄んだ冷たい空気の季節になると、境内は厳粛な空間へと様を変えます。 粉雪が降ると木々がさらさらと音を立て、枯れた雪柳の枝に雪が積もると、一年に二度雪柳の花が咲くこととなります。 訪れる方の少ない時期に心おきなく仏像を拝みたいと思われる方が、訪れられる季節でもあります。
木々に囲まれた海龍王寺は静かでゆるやかな時間が流れています。 仏像や建造物を見たり、あるいはお堂の縁側などに座ってみると、1300年前の人も吸ったであろう空気や見上げた空を体感出来るのが海龍王寺の特徴です。


− 布薩の行法
(ふさつのぎょうほう)
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【日時:毎年11月の第一土曜・日曜】
鎌倉時代に興正菩薩叡尊に復興されて以降、現在まで真言律宗の法灯を伝えており、法灯を後世に残す一環として2001年に復活された布薩の行法は、一般の方々と僧侶とが一堂に会して懺悔する行法です。 生きている中で、人間は様々な罪を犯します。静寂かつ厳粛な空間の中で、日頃の自分を再度見つめなおす機会と捉えていただければと思います。 (定員は各日20名。仏教を身近に感じてみたいと思われる方は、是非ご参加ください。要志納料)
− 四海安穏祈願法要
 (しかいあんのんきがんほうよう)

【日時:4月18日(法要は15時から)】
初代住持の玄ムが、嵐の中を無事帰国した旧暦3月(現在の4月)に営まれます。 当寺に伝わる龍王の御魂と、奈良時代に遣唐使の航海安全のために読誦された海龍王経。全国各地から送り届けられた海水を壇上に安置し、海龍王に「世界の平和・生命の源である海の安穏と自然への感謝、渡海する方々の安全」の思いを込めて厳修します。

− 春季特別公開(十一面観音開帳)
【日時:3月23日〜4月7日】

− 秋季特別公開(十一面観音開帳)
【日時:10月25日〜11月10日】

− 寺宝展
【日時:5月1日〜15日】

※開始・終了の日は、若干前後する場合があります。



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